【競馬】高次元の中山記念、「怪獣」エアソミュールが大暴れの予感

ハイレベルな中山記念で「一発」が期待されるエアソミュール。ハイレベルな中山記念で「一発」が期待されるエアソミュール。 さて、こうした強力なメンバーがそろう中、今回の「ヒモ穴馬」には、連勝中のエアソミュール(牡5歳)を指名したいと思います。

 この馬については、デビュー当時からよく見ているのですが、勝つときはものすごく強い競馬を見せてくれます。でも逆に、負けるときは何の見せ場もなく、あっさりと大敗してしまうのです。俗に言う「ピン・パータイプ(馬券に絡むときは1着で、あとはすべて着外になることが多い馬)」だと思います。

 たぶんエアソミュールは、相当気難しい馬なのでしょう。レースを見ていると、乗り手の指示に反抗したり、レース中に寄れたりすることが結構ありますからね。能力があるのは間違いないのですが、まさに騎手泣かせの馬と言えるでしょう。

 しかし、2走前から騎乗している戸崎圭太騎手とは手が合うようです。反抗しながらも折り合って、気難しい面を見せながらも最後はしっかり伸びてくるようになりました。戸崎騎手が“怪獣”をうまく操っていましたね。おかげで、前々走のディセンバーS(12月14日/中山・芝1800m)、前走の白富士S(2月1日/東京・芝2000m)と、ここ2走は強い競馬で連勝できたんだと思います。

 そして今回も、鞍上は戸崎騎手が務めます。今回のメンバーの中では、唯一重賞勝ちがなく、実績は一枚落ちますが、あッと言わせるシーンをぜひ見せてほしいものです。

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プロフィール

  • 大西直宏

    大西直宏 (おおにし・なおひろ)

    1961年9月14日生まれ。東京都出身。1980年に騎手デビュー。1997年にはサニーブライアンで皐月賞と日本ダービーの二冠を達成した。2006年、騎手生活に幕を閉じ、現在は馬券を買う立場から「元騎手」として競馬を見て創造するターフ・メディア・クリエイターとして活躍中。育成牧場『N.Oレーシングステーブル』の代表も務め、クラシック好走馬を送り出した。

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