【競馬】高次元のフェブラリーS。人気落ちブライトラインが狙い目 (2ページ目)

 その後、東京大賞典、川崎記念はともに快勝。2着馬との着差はわずかでしたが、余裕のある勝利でした。改めて中央のGIに挑戦する今回、またプレッシャーはあると思いますが、ジャパンカップダートでの敗戦が糧となっているはずです。今度はいい結果を出してくれるのではないでしょうか。

 強敵は、やはりベルシャザールでしょう。ジャパンカップダートの前には、今回と同じ舞台で行なわれた武蔵野S(2013年11月10日/東京・ダート1600m)を勝利。その内容も圧巻でした。直線、内めで前の馬群が壁になって「ダメかな?」と思ったのですが、前が開いた瞬間、ジョッキーが仕掛けると、一瞬にして抜け出していきました。あの決め手は驚異的です。

 また、競馬っぷりを見ていると、右回りよりも、左回りのほうが良さそうです。まったく底を見せていませんし、ホッコータルマエを破るとしたら、やはりこの馬でしょうね。

前哨戦の根岸Sでは4着に終わったものの、侮れないブライトライン。前哨戦の根岸Sでは4着に終わったものの、侮れないブライトライン。 ところで、このレースの「ヒモ穴馬」には、ブライトライン(牡5歳)を取り上げたいと思います。

 前哨戦の根岸S(2月2日/東京・ダート1400m)では、1番人気に推されながら4着でした。スタートでやや出負けしてしまい、好位をとるのに少し脚を使ってしまいましたね。それに、これまでのレースで強かったパターンを見ると、決め手勝負ではなく、早めに抜け出して押し切る競馬でした。しかし、有力馬の一頭、ドリームバレンチノ(牡7歳)の仕掛けに合わせて追い出していまい、やや仕掛けが遅くなって苦手な決め手勝負になってしまいました。

 その要因は、主戦の福永祐一騎手が騎乗停止で乗れなかった影響が少なからずあったと思います。代打騎乗者は戸崎圭太騎手で、その手腕に不足はないものの、馬の特性が独特の場合、初騎乗ではいいところを出し切れないことが多々あります。根岸Sは、まさにその象徴的なレースでした。

 根岸Sで敗れたことで、ブライトラインは人気を落としそうです。しかし内容を考えれば、着順(4着)は気にしなくていいでしょう。もしも勝っていれば、もっと人気になっていたと思いますから、今回こそ狙いどころではないでしょうか。一発を期待したいですね。

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