2013.11.30

【競馬】最後のJCダート。エスポワールシチーが有終の美を飾る

 魅力的な馬がそろう今回のJCダートですが、「ヒモ穴馬」には、南部杯でホッコータルマエを退けた、前出のエスポワールシチーを指名します。フェブラリーS(東京・ダート1600m)やJCダートといったJRAのGIと地方の交流GIを合わせて、GIはトータル9勝。その実績は申し分ありません。

史上初のGI通算10勝に挑むエスポワールシチー。 この馬のピークは、おそらくJCダート(2009年12月6日)とフェブラリーS(2010年2月21日)を立て続けに制した、4歳から5歳にかけてだったと思います。以降は、大崩れはなくても、勝ったり、負けたりという競馬が続いていました。そして7歳になった昨秋、このJCダートで10着と、国内では初めての大敗を喫し、暮れの交流GI東京大賞典(2012年12月29日/大井・ダート2000m)でも、勝ったローマンレジェンドに2秒近くの差をつけられて5着に敗れました。さすがに「もう年齢的に厳しいのかな」と思いましたね。

 しかし、年明けのフェブラリーS(2月17日)では、全盛期を彷彿とさせるレースぶりであわやの2着と好走。続く交流GIのかしわ記念(5月6日/船橋・ダート1600m)でも2着と惜しいレースを見せました。さらに、秋になって迎えた南部杯では、ホッコータルマエを撃破。新たに後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、どんなレースをするのか注目していましたが、過去とはひと味違った折り合いを見せて、その快勝ぶりにはちょっと驚かされました。

 そして、完全復活を確信したのは、前走でした。交流GIのJBCスプリント(11月4日/金沢・ダート1400m)で、大外枠の発走ながら、見事に折り合って完勝したのです。あれだけ気性の勝った馬が、外目3番手でもピタッと折り合っていましたから、後藤騎手との相性はかなりいいのでしょう。これだけのレースができれば、距離が1800mになっても、同様のパフォーマンスを見せてくれるのではないでしょうか。

 聞くところによると、エスポワールシチーにとっては、これが引退レースだそうですね。GI10勝となれば、史上初です。有終の美を飾ってくれることを期待したいと思います。

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