【競馬】「美人予想家」が推奨! エリザベス女王杯の「穴馬」 (5ページ目)

  • 浜野きよぞう●構成 text&photo by Hamano Kiyozo

“逃げる”セキショウで大穴狙い!
井上オークス(旅打ち競馬ライター)

いのうえ・おーくす/今年、2冊目のエッセイ集『馬酔い放浪記』(KKベストセラーズ)を出版。GI週の土曜日は『スポーツニッポン』で予想コラムを連載中いのうえ・おーくす/今年、2冊目のエッセイ集『馬酔い放浪記』(KKベストセラーズ)を出版。GI週の土曜日は『スポーツニッポン』で予想コラムを連載中◎セキショウ
○エディン
▲デニムアンドルビー
△メイショウマンボ

 今年のエリザベス女王杯のメンバーを見て、「あれ、あのときと似てるな」という印象を持ちました。あのときというのは、2009年のエリザベス女王杯です。逃げたクィーンスプマンテとテイエムプリキュアが1、2着に入って、馬単25万円馬券、3連単は154万馬券という高配当になりました。後ろからいく馬に人気が集中したときに、マークの薄い伏兵馬が逃げ切ってしまうのはちょいちょいあること。今年も後ろからいく馬に人気が集中しているので、2009年の再現もあるんじゃないかなって思ったんです。

 というわけで、私の本命はセキショウです。前々走の紫苑S(9月7日/中山・芝2000m)では、うまく逃げて快勝。この馬は気持ちよく逃げたときは本当に強い競馬をします。前走の秋華賞でも2番手追走から直線で先頭に立ち、大きな見せ場を作りました。ペースが速くて先行勢が総崩れの中、勝った馬からコンマ3秒差の8着は大健闘と言えるでしょう。今回はそれほどペースが速くならないだろうし、マイペースで走ることができればかなり期待できると思います。

 対抗はエディン(牝4歳)。ここのところ急激に力をつけてきた馬で、たぶんこの馬がハナを切るんだろうと思います。展開的には、セキショウとこの馬で“行った行った”になるんじゃないかって。

 人気の一角を担うデニムアンドルビーは、差して届かずのイメージで▲。二冠馬メイショウマンボは強いと思いますが、配当的な妙味がないので印を下げました。

【推奨馬券】今回はセキショウの単複でどーんと一点勝負! 当日、お金に余裕があったら(笑)、印をつけた馬を中心に流してみようと思います。

旅打ちの様子をつぶやく評判のツイッターはこちら>

5 / 5

関連記事

キーワード

このページのトップに戻る