【競馬】乱ペース必至のスプリンターズS。条件合う「穴馬」を発見!

 話を戻しましょう。つまり、前を行く2頭、ハクサンムーンとフォーエバーマークが競り合うことで、前半からかなりのハイラップが刻まれると予想されます。そうしたレースでは、ジョッキーの判断がとても重要です。それが、レースの結果に大きく反映されることが多々あります。

横山典弘騎手が手綱をとるサクラゴスペル。横山典弘騎手が手綱をとるサクラゴスペル。 そこでクローズアップされるのは、冷静な判断ができて、なおかつ最善の勝負騎乗ができるジョッキーです。その最右翼と言えば、やはり横山典弘騎手でしょう。中山・芝1200mというトリッキーなコースで、極端な展開をさばくジョッキーのイメージとしては、まさにぴったりです。

 手綱をとる馬は、サクラゴスペル(牡5歳)。ある程度好位につけられ、どんな流れにも対応できる器用な馬です。終(しま)いの脚もしっかりしていて、今の時計のかかる柔らかい馬場も同馬にとっては好条件です。

 また、横山騎手は、2006年の天皇賞・春(京都・芝3200m)でリンカーンに騎乗して、ディープインパクトの2着と好走。2009年の毎日王冠(東京・芝1800m)、天皇賞・秋(東京・芝2000m)では、カンパニーの手綱をとってウオッカを立て続けに撃破しました。1頭抜けた存在がいるときに、その馬を目標にした勝負騎乗ができるわけです。

 そういえば、1999年のスプリンターズSをブラックホークで制したときも、1番人気のアグネスワールドをマークしての勝負騎乗でしたね。今回は、さすがにロードカナロアを破るのは難しいと思いますが、横山騎手の思い切った手綱さばきが炸裂する可能性は十分にあります。よって今回は、サクラゴスペルを「ヒモ穴馬」に指名。その奮闘を期待したいと思います。

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