2013.02.09

【競馬】共同通信杯で爆発か!? メイケイペガスターの秘めた末脚

 一方、もう一頭の注目馬、年末のGI朝日杯FS(12月16日/中山・芝1600m)で3着と好走したゴットフリート(牡3歳)は、再始動の目標を早くからここに絞って調整されてきて、順調な雰囲気を感じます。大きな目標は先になるので、目一杯には仕上げていないでしょうが、ここで賞金を加算すれば今後のローテーションを楽に組めます。それだけに、勝ち負けできる状態にあると思います。

 朝日杯では、トリッキーな中山のマイル(1600m)戦ということで、やや窮屈な競馬でした。その前の、新潟外回りのマイル戦(10月27日/きんもくせい特別)では、きっちりと折り合って、最後は鋭く伸びて快勝しました。本質的には広いコース向きで、今回の東京・芝1800mという舞台はピッタリの条件だと思います。休み明けでも走るタイプですし、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか、楽しみです。

 さて、このレースの「ヒモ穴馬」ですが、メイケイペガスター(牡3歳)を取り上げたいと思います。まだ荒削りで、安定した能力を発揮するタイプではありませんが、徐々に競馬を覚えてきて、広いコースに替わることで、「あッ」と言わせる可能性を秘めています。

 直線最後方から馬群を割って差し切った圧巻のデビュー戦(9月9日/阪神・芝1600m)から、2戦目のデイリー杯(10月6日/京都・芝1600m)では、想像もしなかった大敗(11着)を喫しました。若さを見せて、「あの脚力はどこへいってしまったのだろう?」と疑問に思うほど、まったく競馬をしていませんでした。

 それが、前走の若駒S(1月19日/京都・芝2000m)では、鞍上が武豊騎手に乗り替わって、見違えるような走りを見せました。さすが「名手」という手綱さばきで、武豊騎手は難しい馬をうまくなだめて、インコースでじっと待機。タメを作って、終(しま)いを生かす競馬に徹しました。結果こそ3着に終わりましたが、勝ち馬リヤンドファミユ(牡3歳)と同じくらいのいい脚を使って、内容的には申し分ありませんでした。

 最近は、全盛期ほどの結果が出ていない武豊騎手。しかし、難しい馬を制御しやすく成長させることには長けています。それこそ、名手であり、ベテランのなせる業なのでしょう。

 今回は、横山典弘騎手に乗り替わりますが、彼は武豊騎手の思いを受け継いでいけるジョッキーです。出走頭数が10頭と手ごろで、さばきやすいと思います。ぜひとも、広々とした東京コースで、この馬の能力を存分に引き出してほしいですね。新たなクラシック候補の誕生が期待されます。

「メイケイペガスターと好勝負になりそうだね」
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