【競馬】中山金杯は、タッチミーノットで「お年玉」をゲット!

 昨年の5戦は、横山典弘騎手がすべて手綱を取っていました。これは、あえて鞍上の横山騎手のスケジュールに合わせてレースを使ってきたような気がします。それにはきっと、横山騎手でなければ御せない(馬を操縦できない)何かがあるのだと思います。

 実際、毎日王冠のあとに天皇賞(秋)を除外されて、普通ならばアルゼンチン共和国杯に進むところで、同レースには横山騎手のお手馬であるルルーシュがいたため、タッチミーノットは出走を回避。代わりの騎手を探して出走させる選択もあったはずなのに、それをしなかったということは、それだけ鞍上にこだわっているのでしょう。そして今回、しっかりと横山騎手を確保してきました。

 アルゼンチン共和国杯を回避したあとは、この中山金杯へ向けて放牧に出したようですが、結果的にはこのローテーションも、タッチミーノットにとってはプラスに働くと思います。

 僕の考えでは、休養明けの馬のタイプには、大きく分けて3種類あると思っています。

 ひとつ目は、休んだことでレース感が鈍って、少しボケッとした雰囲気になるタイプ。復帰初戦では、ちょっと反応が悪くなります。ふたつ目は、休んでいたことで気負ってしまい、イレ入れ込むタイプ。こういう馬は、テンションが上がり過ぎて、レース前に体力を消耗してしまいます。それぞれ、一度レースを使ってからのほうがいいタイプです。

 3つ目は、休んだことでイレ込んでしまうのですが、気負い過ぎないタイプです。ゆえに、テンションが高くても、レース前に体力を消耗することがありません。いわゆる「鉄砲駆けする」と言われる馬で、タッチミーノットはまさにこのタイプ。ゆえに、休養をはさんだことが、いい効果をもたらしてくれると思うのです。

 今回、タッチミーノットはトップハンデの57kgを背負わされますが、軽ハンデの馬との差を埋めるだけの好材料がそろっています。意外と人気の盲点になりそうですし、いいお年玉になればいいな、と思っています。

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