松山英樹「初日からいいプレーができれば」。全米オープン4位、2度目のメジャー制覇も時間の問題か

  • text by Sportiva
  • 武川玲子●協力 cooperation by Takekawa Reiko

 松山英樹がメジャー大会で再び躍動した。

 マサチューセッツ州のザ・カントリークラブで開催された全米オープン。日本勢で唯一決勝ラウンドに駒を進めると、17位タイで迎えた最終日に5バーディー、ノーボギーという猛チャージをかけて、通算3アンダー、4位でフィニッシュした。

「昨日(3日目)はバーディーがとれなかったので、今日(最終日)はバーディーをとれてうれしかった。昨日は寒くて、今日も気温が下がっていたので少し難しく感じましたけど、そのなかでもいいプレーができたのかな、と思います。

(上昇できたのは)11番、12番、13番といいパットが入ってくれたのが大きかった。ショットが完璧かというとそうでもなかったですし、そういうなかでもこうやってスコアを出せたことはすごく自信になります。これからも、こういうパフォーマンスを出していけるように頑張りたい」

全米オープンで4位と奮闘した松山英樹。photo by Kyodo News全米オープンで4位と奮闘した松山英樹。photo by Kyodo Newsこの記事に関連する写真を見る 大会前、松山は自身のゴルフの調子について「悪くはないです」ときっぱり。「いい感じで調整できているし、ここに来てショットも少しずつつながっていると思う」と語っていた。

 迎えた初日、インスタートの11番でバーディーを奪って幸先のいい出だしだった。しかし、直後の12番でダブルボギーを叩いて後退。その後はチャンスをなかなかモノにできずにいたが、後半の6番、最終9番とバーディーを決めてトータルイーブンパー、26位タイとまずまずのスタートをきった。

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