渋野日向子はやっぱりすごい。シブコ節で振り返る今季メジャー初戦の4日間 (2ページ目)

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「(序盤は)とりあえずボギーは打たないように、と。出だしからいいバーディーチャンスをショートしてしまったし、(以降も)それをしがちではあったんですけど、だからといって、バチンと打たないようにしたいと思っていて。それで、なんとか耐えられた。

 そこは(一昨年、昨年からの)成長だと思います。3パットがないな、というゴルフをする回数が増えてきたので。また、ティーショットも飛んで、(セカンドで)昨年より短いクラブで打てていることを実感して、昨年とは変わったな、と。

 ドライバーもかなりフェアウェーキープが多かったので、セカンドでプレッシャーがかかる場面が少なかった。その分、しっかり攻めていけた。スイングもしっかり振れて、パー5で伸ばせた一日だった。パーオン率はちょっと低かったけど、自分のミスは少なくて、昨年よりもやべぇところに外すことが少なかった」

 2日目は一段とキレのあるプレーを披露した。7バーディー、1ボギーの「66」。通算9アンダーとして、単独トップに立った。圧巻のプレーぶりで、現地メディアのインタビューでも軽快なやりとりをしてみせた。

――今日はどんなプレーだった?

「1番と10番でお先の距離につけて、バーディーをとれてよかった。ウエッジがよかったです」

――3年前にここで初めてプレーした時はどう思った?

「ここでは戦えないと思いましたね(笑)」

――今はどう?

「その時よりは成長したなぁと思いますね」

――昔と今は違う人?

「ゴルフは変わったけど、人は変わっていない。今もお菓子を食べているし(笑)」

―ゴルフはどう変わった?

「大人になった!(笑)」

――このコースをどう攻略しているの?

「とりあえずティーショットは全力で、セカンドは頭を使って、ラフに入れたら腕力で(笑)」

――お菓子は何を食べているの?

「ささみチップス!」

――週末に向けて、何かしたいことはある?

「今までどおり練習して、ごはんを食べて寝たいです」

――何を食べるの?

「和食!」

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