渋野日向子が改めて痛感させられたこと。米ツアー最終予選会の2週目へ自ら語った課題 (3ページ目)

  • text by Sportiva
  • 武川玲子●協力 cooperation by Takekawa Reiko

 最終予選会はいよいよ2週目。アラバマ州のハイランドオークスGCで開催される。1週目のスコアがそのまま持ち越され、4日間のラウンドで45位までに入れば、来季ツアーの出場権を得ることができる。

「(2週目のコースは)グリーンの傾斜がこことは比べものにならないくらいの傾斜だったので、かなり難しい印象があります。ラフもここより密集度があったかなって感じなので、さらにレベルの高いゴルフが求められるかな、と。

(この中間は)練習ラウンドでしっかりとコースの下見ができたらいいなと思います。グリーン周りの芝だったり、フェアウェー横のラフだったり、入念にチェックができたら、と。あと、スイングも緊張してくると力んでしまったりするので、その点を矯正したり、縦距離が自分のイメージと誤差があったので、そこは練習で直していきたい。

(2週目は)予選カットというのはないですけど、一日も落とせんので、何とかがんばりたい。(出場権獲得は)45位以内とはいえ、20位以内には絶対に入らないといけないと思っているので、ひとつでも上にいかないと。そのためにも、自分らしいゴルフができるよう、初日を迎えられるように頑張りたい」

 米ツアー挑戦を目標に掲げる渋野の、最後の戦いがいよいよ始まる。

3 / 3

関連記事

キーワード

このページのトップに戻る