【木村和久連載】コロナ禍の憂鬱から解放してくれる大谷翔平とゴルフ (4ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 何にしても、ワクチン接種は何かしらのご褒美を与えないと前に進まないと思います。10月ぐらいまでには、ある程度ワクチン接種は終えていることでしょうが、どうするか悩んでいる思案派の人たちも結構いますから。

 ワクチン接種は自由ですが、より多くの人が受けるには「やっぱり接種数を増やしたほうが何かと都合がいい」――そう思わせることができるかどうか。政府や自治体はその辺、どう考えているんでしょうか......。

 ゴルフに関してのイメージは、今のところ無風です。よからぬ噂や根拠のないクレームなどは何ら出てきていません。

 おかげで、過去の悪いイメージから完全に脱却。新型コロナウイルスの感染においても、ゴルフ場は広くて開放的で、比較的安全だ。今や、みんながそう認識しています。

 ゴルフ場に来たら、コロナのことも忘れることができる。そんなふうに、一段ステージが上がったような気がします。

 そうしたなか、夏のゴルフで注意すべきは熱中症。カンカン照りの日より、湿度の高い曇りの日のほうが、脱水症状が多く出るみたいです。

 というわけで、アマチュアゴルファーのみなさん、コロナに気を配りながら、熱中症に十分注意をして暑い夏を乗り切りましょう。

木村和久(きむら・かずひさ)
1959年6月19日生まれ。宮城県出身。株式をはじめ、恋愛や遊びなど、トレンドを読み解くコラムニストとして活躍。ゴルフ歴も長く、『週刊パーゴルフ』『月刊ゴルフダイジェスト』などの専門誌で連載を持つ。

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