【木村和久連載】長引くコロナ禍、定着したゴルフのニュースタンダード

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 そのタイミングで東京オリンピックが開催されるかと思うのですが、最後まで予断を許しません。東京オリンピック開催時期に、第4波のピークを迎えるとか、次の第5波がやってくるとか、そういうことは十分にあり得ますから。

 とにかく開催すれば、お客さんがいなくても、たとえ参加者が少なくても、放映権料は支払わられ、IOCのビジネス的には成功します。各スポンサーも、開催しないことにはお金が動かないゆえ、政府や組織委員会としては、どういう形にしてもいいから、東京オリンピックは開催する覚悟のようです。

 あくまでも個人的なイメージですが、東京オリンピックがどんな形であれ開催され、感染が拡大することもなく、高齢者へのワクチン接種が済めば、ひとつ山を越えた感があります。

 そこが、ゴルフおよび、世の中全体のターニングポイントになるでしょう。そう願いつつ、夏を迎えようじゃありませんか。

どこまで気を遣えばいいのか、コロナ禍は心のバランスをとるのが難しいですね...。illustration by Hattori Motonobuどこまで気を遣えばいいのか、コロナ禍は心のバランスをとるのが難しいですね...。illustration by Hattori Motonobu と記しつつ、まずは体温をチェック。仕事場には体温センサーがあり、毎日体温を調べています。

 冬場の平均体温は35.8度ぐらいでした。それがこの前、3日連続で36.2度でした。「いよいよコロナが来たか」と思いましたが、それはただの気の迷い。単なる誤差でした。

 気になりだすと、体温計で1日何回も測定し、しょっちゅう手を額に当てている自分がいます。コロナを気にしすぎるのもどうかと思うし、気にしないのも変だし......。頃合いのいい気の遣い方を、現在模索中です。

木村和久(きむら・かずひさ)
1959年6月19日生まれ。宮城県出身。株式をはじめ、恋愛や遊びなど、トレンドを読み解くコラムニストとして活躍。ゴルフ歴も長く、『週刊パーゴルフ』『月刊ゴルフダイジェスト』などの専門誌で連載を持つ。

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