2021.04.25

【木村和久連載】長引くコロナ禍、定着したゴルフのニュースタンダード

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 だいたい日本は村社会だから、家を出る段階で悪寒や頭痛、目まいなどの症状があったら、「他人に迷惑はかけられない」という心理が働き、自らラウンドを辞退すると思います。

 その他、アルコール消毒、手短な着替え、ラウンド後などのトイレでの手洗い、うがいなどは、必ずやるのがお約束です。ゴルフ場での手洗いは、農薬や肥料から身を守るために昔からやっていたことなので、多くのプレーヤーは頼まれなくても、毎回やっていますけどね。

 また、レストランではアクリル板の仕切りがどのテーブルにも設置され、周囲を防御しての食事です。それもすっかり慣れて、日常化しました。

 もともとゴルフ場のレストランは、豪華に見せるため、空間をゆったりと取っています。だから、安全性は高いほうでしたが、新型コロナウイルスの感染が拡大してからは、さらに座席数を減らして、アクリル板を設置。完全に仕切られて、周囲に唾が飛ばないように徹底的にガードしています。

 レストランは広いし、窓も開けて換気は十分。二酸化炭素濃度は常に低いですよ~ってなものです。この辺は、コロナ対策が不十分な街中の居酒屋や町中華でも見習ってほしいところではあります。

 ここまで徹底しているので、ゴルフ場は安全だと信じて疑っていません。

 ただし、問題となるのは、次です。

(2)コンペの開催
 いよいよゴルフシーズンを迎えていますが、毎年やっているコンペのお誘いはまったく来ていない、というか、開催自体されていません。コンペについては、今年いっぱいは無理のような気がします。

 3月の末、ミニコンペに誘われて行きましたが、それは単に3組集まってラウンドするだけでした。ゆえに、パーティーはなし。

 それだと、つまらないだろうって思うでしょ? でも実は、結構楽しかったです。

 パーティーとかなくても、久々に会う人と談笑はできます。今の時期、知り合いの無事を確認するだけでも十分。コンペをやった甲斐があるというものです。