【木村和久連載】コロナ禍に芽生えた練習場通いで思わぬメリット発見 (4ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

(5)在庫一掃からの再チャレンジ
 ずいぶん前に自前クラブの在庫一掃をやったのですが、でもまだ3セット分ぐらい残っています。つまり、2軍、3軍のクラブですね。

 それらも結構使えるけれど、ついつい気に入ったクラブばかりを贔屓してしまう。2軍、3軍に落ちた気に入らないクラブは、過去にそのクラブを使って、叩いた苦い経験があるからですな。

 けど今は、ちょっと余裕があるので、そういった一度お蔵入りにしたクラブを引っ張り出して、また使ってみることに。買った時は相当気に入って購入したわけですからね。

 そういうご寵愛期間を経て、お暇を出されているクラブ。今一度、再雇用のチャンスを与えてもよろしいのではないでしょうか。まさに将来自分がそういう目に会うかもしれないわけで、がんばっているクラブを大事にしなきゃ。そう思うこの頃です。

(6)最終的には?
 練習場通いがいつまで続くかわかりませんが、月に2、3回、ふらっと寄ってスイング調整して、世間を見ればよろしいかと。

 冷静に考えれば、1回の練習代が1000円ちょっとです。関東近郊のゴルフ場の、土日のプレー代の10分の1以下。月3回ラウンドするなら、月1回のラウンドにして練習を多くするほうが、時間も、コストも取れてよろしいです。

 昔、ラウンド前後によく練習場に行ったなぁ~。そういうストイックな気持ちが、なぜかコロナ禍でよみがえってきました。

 今年は80台連発の予感がします。お楽しみに。

木村和久(きむら・かずひさ)
1959年6月19日生まれ。宮城県出身。株式をはじめ、恋愛や遊びなど、トレンドを読み解くコラムニストとして活躍。ゴルフ歴も長く、『週刊パーゴルフ』『月刊ゴルフダイジェスト』などの専門誌で連載を持つ。

『教えて! 100切り先生』好評発売中!
詳細はこちら>>

4 / 4

関連記事

キーワード

このページのトップに戻る