吉田優利が語るプラチナ世代。「この世代に生まれて恵まれている」 (4ページ目)

  • 柳川悠二●取材・文 text by Yanagawa Yuji
  • photo by Getty Images

――では、今年の目標を教えていただけますでしょうか。

「やっぱり優勝したいです。もちろん、シード権を確保することも大事です。そのためには、上位で戦い続けることが大事だと思う。いい調子を保つ安定さ。その土台をしっかり開幕までに作って、2年目に臨みたいと思います」

――オフ期間の練習、トレーニングを経て、2年目での優勝は視界に入ってきましたか。

「見えているか、見えていないかでいうなら、見えていないわけではないけれど、見えているわけでもないという状況ですね。パーオン率が上がれば、自然とスコアも伸びていくと思いますし、それだけ優勝に近づける。シーズンの戦い方も、短かったとはいえ、昨年の経験が生きると思います」

(おわり)◆前編はこちら>>

吉田優利(よしだ・ゆうり)
2000年4月17日生まれ。千葉県出身。身長158㎝。血液型O。2018年に日本女子アマ、日本ジュニアを制した「プラチナ世代」を代表する選手のひとり。昨年からツアー本格参戦を果たし、12試合に出場。2020-2021シーズン現在の賞金ランキングは57位(獲得賞金817万1200円)

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