ロングヒッター松田鈴英が飛ばしの秘訣を助言「この素振りで飛距離は伸びる」 (2ページ目)

  • 古屋雅章●取材・構成 text by Furuya Masaaki
  • 高橋 学●撮影 photo by Takahashi Manabu

◆飛距離を伸ばすポイント
 飛距離を伸ばすためには、下半身の力を使うことが必要です。

 私はダウンスイングに入る時に、右足の母指球で地面をグッと押しています。地面を踏んで生まれた力を利用してクラブを下ろすと、ヘッドスピードが速くなり飛距離は確実にアップします。

 この時に大事なことは、上半身は力を入れないということです。試しにトップで、腕の力を抜いた状態で右足を踏み込んでみてください。そうすると、クラブはストンと下に落ちてくるはずです。逆に、腕にガチガチの力が入っていると、クラブは落ちてきません。

 力が抜けたトップから、ダウンスイングで右足を踏み込む。そこから、余分な力を入れずにクラブを下ろして振る。これが、飛ばしの秘訣です。


ダウンスイングで右足の母指球で地面を踏むダウンスイングで右足の母指球で地面を踏む

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右足の母指球で地面を踏み込めないと、スイングのバランスが崩れやすく、飛距離も伸びない右足の母指球で地面を踏み込めないと、スイングのバランスが崩れやすく、飛距離も伸びない

地面を踏んで生まれた力を利用してクラブを下ろすと、ヘッドスピードが速くなり飛距離アップにつながる。photo by Getty Images地面を踏んで生まれた力を利用してクラブを下ろすと、ヘッドスピードが速くなり飛距離アップにつながる。photo by Getty Images

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