【木村和久連載】コロナ禍のゴルフマーケット。来年はどうなるのか? (2ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

(2)盛況のゴルフ業界
 そこから現在、新型コロナウイルス感染拡大の第3派の真っ只中にありますが、ゴルフ場はゴーイングマイウェイ状態で大繁盛。その勢いは止まりません。

 どのコースも結構お客さんが入っています。実際、コースに行って予約表を見ると、びっしりと埋まっています。

 そんな状況ですから、以前なら可能だったことができなくなっています。たとえば、早くコースに着いて、予定時間よりも早くスタートしたいケースがあったりするでしょ。その際、キャディーマスターに言って、「空いている時間に入れてよ」とリクエストします。ところが最近は、ガチで混んでいて「入れられるところがないんです」と、きっぱり言われてしまいますからね。ほんとすごいです。

 ゴルフの隆盛を目の当たりにしたと言えば、ゴルフポータルサイトを運営しているGDO(ゴルフダイジェスト・オンライン)の株価が、7月から11月にかけての数カ月で、約2倍になったことです。

 7月まではキャンセルの嵐で赤字だったようですが、秋にかけてGo To トラベルキャンペーンも功を奏し、予約部分がV字回復!

 来年にはワクチン接種が一般にも浸透していくと思うのですが、こうした現状からすると、ゴルフ業界は入場制限などをすることなく、盛況のままコロナ禍を逃げ切れそうな雰囲気にあります。

(3)プロトーナメントはどうなる?

 今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、プロトーナメントは男女ともにその多くが中止となりました。それでも、夏場を迎えるあたりから女子のトーナメントが徐々に行なわれるようになり、開催が実現した試合は無観客で行なわれてきました。

 だいたい、新型コロナウイルスの感染率が日本の何十倍もひどいアメリカでさえ、6月からツアーが再開。無観客での開催ですが、以降はおおよそスケジュールどおりにトーナメントが行なわれてきました。ですから、ゴルフのトーナメントはお客さんさえ入れなければ、開催するのは十分可能です。

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