永井花奈がアマチュアに伝授。フェアウェーウッドのミスをなくすには? (3ページ目)

  • 古屋雅章●取材・構成 text by Furuya Masaaki
  • 小内慎司●撮影 photo by Kouchi Shinji

◆"間"を作ってミスをなくす方法

 ダウンスイングに入る時に"間"を作るには、「切り返しで右肩をトップの位置に置く」とか、「胸を右に向けてクラブを下ろす」イメージでやるといいと言われます。でも、このやり方はちょっと難しいと思うので、もう少し簡単なやり方を紹介しましょう。

 アマチュアの人は「ボールに当てたい」という意識が強いので、どうしてもトップで十分に肩が回らないうちに、ボールを打ちにいきがち。これが、アマチュアの人が切り返しで"間"を作れない理由です。

 そこで、バックウイングにおけるトップの肩の位置を、今よりも深く入れてみてください。そうやってトップが深くなることで、ダウンスイングで自然に"間"が作れるようになります。そうすると、振り遅れや体の開きが抑えられるので、スライスなどのミスが減ってくると思います。


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 トップの位置を現状よりも深くすることで、自然と「間」を作ることができる トップの位置を現状よりも深くすることで、自然と「間」を作ることができる

永井花奈(ながい・かな)
1997年6月16日生まれ。東京都出身。身長155cm。血液型A。
2019年シーズン賞金ランキング36位。ツアー通算1勝。

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