永井花奈がアマチュアの悩みを解消。ドライバーのスライスを直す方法 (2ページ目)

  • 古屋雅章●取材・構成 text by Furuya Masaaki
  • 小内慎司●撮影 photo by Kouchi Shinji

◆スライスが出る原理
 ドライバーでのスライスが多いのは、アマチュアの方の場合は"肩の入りが浅いトップ"からくるものがほとんどです。

 まずは、肩の入りが浅いトップだと、どうしてスライスになるのか、順を追って説明していきます。

(1)バックスイングで左肩が入らなくて、浅いトップになる。
   
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(2)その浅いトップからボールを打ちにいこうとすると、左腰が引けて、右肩が前に出て、体が開く。
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(3)体が開いた状態で、インパクトでボールを見ようとするので、クラブがアウトサイドからインサイドに入る"カット打ち"になる。
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(4)体とフェースが開いた状態で、斜め上から切る(カットする)ような形でボールをとらえるので、スライスになる。

 スライスの種類によって、直す方法はいろいろとありますが、こうしたカットスライスの場合は、バッグスイングにおいて、左肩が入らない浅いトップを直すこと。それが、一番効果的だと思います。

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