22位の松山英樹と予選落ちの石川遼。全米プロで手にした各々の収穫 (2ページ目)

  • text by Sportiva
  • 武川玲子●協力 cooperation Takekawa Reiko


全米プロ選手権で22位タイという結果に終わった松山英樹。photo by Getty Images全米プロ選手権で22位タイという結果に終わった松山英樹。photo by Getty Images 一方、松山は初日「70」、2日目「67」と、通算3アンダーで決勝ラウンドへ進出。3日目も「69」で回って、トップと5打差の通算4アンダー、18位タイで最終日に臨むことになった。

「(3日目は)前半はフェアウェーに行かなかったですけど、ショットの感じはすごくいい感じできていたので、もうちょっと伸ばしていけるかな、と思ったんですけど......。後半になって、初日と同じようなミスがあって、少し残念でした。

 ショートゲームではいいところがたくさんあった。ラフではなかなかコントロールできないんですけど、最悪な状況は避けられていたと思います。また、バーディーチャンスは少なかったですが、最後の(18番の)バーディーで、自分が思う理想のラウンドができれば、(上位進出の)チャンスはあるんじゃないかと思いました。(最終日は)それができるようにがんばりたい」

 ショットやパットなど、あらゆることがかみ合えば、優勝争いにも絡んできそうな雰囲気を醸し出していた松山。しかし、最終日も"流れをつかむ""リズムに乗る"というまでには至らなかった。1バーディー、1ボギーで前半を折り返し、後半に入って3連続バーディーといった見せ場を作ったものの、最終ホールでダブルボギー。結局、通算4アンダー、22位タイに終わって、上位進出は叶わなかった。

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