松山英樹「ショットだけなら上位にいける」。全米プロ前につかんだ手応え (3ページ目)

  • text by Sportiva
  • 武川玲子●協力 cooperation by Takekawa Reiko

「だいぶ基本的なことを忘れている部分があったので、そこを少し見つけられたのはよかった。ミスしているところも、何でそうなっているのか、ちょっとずつわかるようになってきたので、来週に向けてはよかった。ショットだけなら、上位にいけるんじゃないかって思う。

 パッティングに関しても、少しずつよくなってきていると思う。途中で気づいたとこともあったし、来週も自分で考えながらやっていきたい。(全米プロはここ最近の大会とは気候が違って)だいぶ寒いと思う。ボールも飛ばないと思うので、それがどれぐらい体に影響があるのか。その辺りを見極めるうえでも、その寒さに慣れていかなければいけない。

 久しぶりのメジャーが楽しみ? 楽しみではないですね......。まあ、がんばります」

 2017年の全米プロでは、優勝争いを演じた松山。ショットの調子がいいだけに、パット次第では同様の期待が膨らむ。コロナ禍という特殊な状況ではあるが、世界中の多くのファンが注目する一戦。松山の奮闘に注目したい。

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