渋野日向子「不運な」予選落ち。「風のせいではなく、すべて自分のせい」 (3ページ目)

  • 柳川悠二●文 text by Yanagawa Yuji
  • photo by Getty Images/JLPGA提供

 後半の8番でボギーを叩いてカットラインを下回り、難関の9番パー3はパーでしのいだものの、3バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの「74」で2日目を終え、予選通過には1打足りなかった。ホールアウト時の渋野に、常に前を向くようなシブコらしい表情はなかった。

 これから再び、いつシーズンが再開するのかわからないなかで、不断の努力を続けることなる。

「このオフにやっていたスイング改造とアプローチを、これからももっと練習して、もっともっとレベルアップして、次の試合に臨みたいです」

 そう話してオンライン会見を終えた渋野は、いつものように練習場へと向かった。

3 / 3

関連記事

キーワード

このページのトップに戻る