【木村和久連載】コロナショック後...。ゴルフ界の「出口戦略」を探る (4ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

(3)コロナショック後のニュースタンダート
 リーマンショック後の世界は「ニューノーマル」と呼ばれ、新たな秩序や常識が構築されました。"コロナショック"後のゴルフ界も、プロアマ問わず、どういうゴルフをやればいいのか、模索中だと思います。

 プロのことは専門家に任せて、ここではアマチュアのニュースタンダードを考えていきたいと思います。

・スループレー
 これなら、昼休みを取らずに済みますし、比較的短い時間でラウンドできます。クラブハウスも頻繁に利用することがないので、「衛生的」と評判です。

 ただ、時間帯によりますが、スループレーと昼休憩があるプレーと、ふたつの方式を通常時間内で一緒に稼働させることはなかなか難しいようです。とくに混んでいる場合は、不可能です。

 コース側としては今後、どちらをメインにして運営していくのか、その兼ね合い、選択が難しいところです。


何も気にすることなく、思い切ってゴルフができる日が早く来るといいのですが...。illustration by Hattori Motonobu何も気にすることなく、思い切ってゴルフができる日が早く来るといいのですが...。illustration by Hattori Motonobu
・マスクをしてラウンド
「マスクをしてジョギングをしていたら、酸欠になって倒れた」というニュースが飛び込んできました。そうなると、マスクをしてプレーするのもどうなんでしょう? と思います。

 だいたいマスクをして歩くことすら、眼鏡が曇るし、息苦しいし......。これから、一段と暑くなる夏に向けて、ものすごく心配です。

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