【木村和久連載】コロナ終息後のゴルフ。女子をどうエスコートするか (4ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

(3)ディポット跡の砂埋め

 バンカーのレーキは共用物ゆえ、使用させないようにしたゴルフ場もあります。となると、ディボット跡に砂を埋める時に使うスコップも共用物なので、誰かひとりが受け持って、使ったほうがいいでしょう。

 先にも触れた靴のエアガンもそうですが、そもそもトイレの個室ドアだって共用物です。そうやって考え出したら、キリがないですけど......。

 それはともかく、とりあえずダフッた時、ディボット跡の砂埋めは、女性にはさせずに男性が担当するべきでしょうね。「僕が砂をかけるから、プレーに専念して」と恩着せがましく言えるじゃないですか。

(4)ルールも簡略化へ

 基本的にクラブハウスを利用しないのなら、服装も簡略化できます。さらに、ルールやマナーも簡略化の動きになっています。

 とすれば、女性には相当甘いオーケーを出してあげるべきです。そのうえ、"スルーザグリーン6インチプレース"にして、常に状態のいいライから打ってもらいましょう。

 さらに「最大スコアの活用」もして、ダブルスコア以上はカウントしない。すなわち、ショートホールなら「3」の倍、「6」で終わり。それ以上の苦労はさせないであげましょう。

 バンカーもレーキを使えないなら、おそらく荒れ放題です。ならば、女性はノーペナで外にピックアップできる、そう都合よく解釈しましょう。

 とにかく、女性には特典をいっぱいつけてあげて、いいスコアを出してもらって、喜んで帰っていただくのが理想です。

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