【木村和久連載】「コロナ騒動」による、最近のゴルフ事情と今後... (5ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 最近は、前半のハーフを終えたところでスコアを出してもらい、新ペリアで集計。残りのハーフをプレーし終わった時には、すでに結果は発表されています。表彰式などのパーティーはなくて、結果に応じた賞品をもらって帰るのが一般的です。

 これなら、接触は少なめ。素敵な景品がゲットできれば、コスパは最高。今後は、より流行っていくのではないでしょうか。

(5)どうしてもコンペをやるなら...
 どうしてもコンペをやりたい人は、各自ラウンドして、終了後にスコアを幹事に提出して、とっとと帰る。何なら、同じコースでラウンドしなくてもいいでしょう。

 そうして、今流行の『Zoom』などのWeb会議システムを利用して、夜8時ぐらいから"リモート打ち上げ"を実施。そこで、幹事が集計した結果を発表してもらって、みんなでわいわいやればいいんじゃないでしょうか。

 ドラコンはともかく、ニアピンとかは自己申告でいけそうですし、賞品は後日発送すればOK。優勝スピーチもあり、それぞれがその日の感想を語るのもいいでしょう。10人、20人でやったら、盛り上がるかも。もはや、これでいいんじゃねぇ?

 これが主流になっていけば、賞金が電子マネーになったり、話がウケたら、投げ銭ができたりして、よりアクティブに変化していくかもしれませんね。最終的には、ゴルフ場に行かないで、スマホ版の『みんなのGOLF』によるバーチャル大会になったりして......。

 最後はリアルゴルフとはだいぶかけ離れた話になってしまいましたが、世の中、どう変わるかわかりません。将来は、eスポーツのゴルフがオリンピック種目になるかもしれません。

 そんな世の変化を、しかと見届けていきましょう。

木村和久(きむら・かずひさ)
1959年6月19日生まれ。宮城県出身。株式をはじめ、恋愛や遊びなど、トレンドを読み解くコラムニストとして活躍。ゴルフ歴も長く、『週刊パーゴルフ』『月刊ゴルフダイジェスト』などの専門誌で連載を持つ。

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