【木村和久連載】倶楽部メンバーになる前に。視察プレーのポイントは? (3ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 それから視察プレーですが、これは狙ったコースがネット予約できるのであれば、友だちを誘って、勝手にラウンドすればいいのです。都合がつかないとか、ネット予約できないとか、いろいろと事情があって困っている方は、会員権業者に頼むテがあります。

(3)会員権業者に依頼する
 会員権業者に頼む場合、視察したいコースにアタリをつけたら、雑誌やネットで広告を出している有名な会員権業者を訪ねましょう。

 もちろん、まったくアタリがついていなくても、大丈夫です。大手の会員権業者は、「なんとなくコースを買ってみたい」という人にも、優しく丁寧に説明してくれます。

 あと、大手の会員権業者は、ローンの段取りも組んでくれます。安定した収入があって、多額の借金がなければ、会員権価格の8割ぐらいをローンにすることもできます。

 そうして、いよいよラウンドしてみたいコースが決まったとしましょう。会員権業者は、名門コースであろうとも、ちゃんとルートがあって、そこの営業マンと一緒にラウンドできるように手配してくれます。プレー代は自腹ですけどね。

(4)コースチェック
 コースに行く前は、「全長がこれぐらいあって」「コースレート73のチャンピオンコースで」「メンバーの質がいい」なんて、大層な触れ込みをされたりします。けど、視察プレーとなると、たいがい平日で、メンバーも少なくて、ラウンドするのはレギュラーティーからですから、こじんまりしたものです。

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