【木村和久連載】倶楽部メンバーになる前に。視察プレーのポイントは? (2ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 私も過去2回、15年間ほど倶楽部メンバーでしたが、やはりメンバーになると、仲間意識というか、お互いが認め合い、同じ目線で語り合って、倶楽部を"サロン化"して楽しめます。

 ということで、会員権の購入、すなわち倶楽部メンバーになるにあたっての、視察プレーについての段取りを記していきたいと思います。

(1)友だちのメンバーコース
 メンバーシップコースは、友だちのコースに遊びに行って、そこで気に入ったら入会するのが、理想です。すでにコース状態も知っているし、メンバーにも仲がいい人がいて、倶楽部の雰囲気を熟知しているので楽です。

 けど、現実にはそうはいきません。まず、友だちのコースに遊びに行って気に入ると、多くの場合は「そのコースより、もっとグレードの高いコースに入会してやる!」と、妙な対抗心を抱いたりするからです。

 心のどこかに、「おまえより、オレのほうが格上だ」と思ってしまうのでしょう。困ったもんですな......。

 もし友だちと同じコースに入会することになれば、友だちの顔で入るわけで、そいつより格下扱いされるのは目に見えていますからね......。男の世界は複雑です。

 というわけで、男はひとりで"俺の会員権"を探す旅に向かうことにします。

(2)会員権相場表とにらめっこ
 ゴルフの雑誌や情報サイトなどで、会員権の相場表が掲載されていますよね。まずはそれを見ながら、希望の予算と希望のエリアに的を絞り、加えて、口コミなどもチェックして、おおよその"アタリ"をつけます。

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