日本女子ツアーが7試合連続中止。
アン・シネなど韓国人選手たちの今

  • 金明昱●取材・文 text by Kim Myung-Wook
  • photo by Getty Images

 昨年末に俳優のイ・ワン氏と結婚したイ・ボミは、新居を韓国に構えての新婚生活の様子をしばしば報告。先日は、インスタグラムで母ファジャさんとゴルフをしている写真をアップしていた。

 イ・ボミの所属先によれば、イ・ボミは現在、「韓国で調整を重ねつつ、(ツアーの動向に)臨機応変に対応するための準備も整えている」という。

 また、早めに日本入りする予定でいたキム・ハヌルは、入国制限がかかる前までに日本便のチケットを手配できず、来日を断念した。現在は、そのまま地元に残って調整中。入念にトレーニングしている姿や練習している様子を、インスタグラムに頻繁にアップしている。

 最近は、春の新作ウエアに身を包み、「ウエアには春が来た」と、ゴルフ場でプレーしている姿を紹介。トーナメントの中止が続いて、自らには春が来ていないことを、憂いているようだった。

 昨季のQTで念願のツアー出場権(第1回リランキングまで)を得たアン・シネも、韓国で待機している。インスタグラムでは、海外でオフを過ごしたり、愛犬と戯れていたりする姿とともに、ここ最近は、ゴルフ場でプレーしている様子もアップ。ツアー再開に向けての準備に余念がない。

 キム・ハヌル同様、アン・シネも3月8日までに日本に来る予定でいたが、最終的には地元に残ることを決断。所属先の担当者によれば、「状況を見守りながら、このまま地元で練習を続けていく」と言う。

 申ジエも、韓国で黙々と練習を続けている様子を、自身のインスタグラムにアップ。一緒に「春だ。練習するには、とてもいい天気。試合をするにもいい日なのに。ウイルスよ、どこかへ消えてなくなれ!」といったメッセージも添えていた。

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