【木村和久連載】シブコ効果!?ゴルフファッション新時代の男性対処法 (2ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 じゃあ、総合カジュアルメーカーで、オヤジたちがどこを選ぶかとなると、冬はダントツにこのメーカーになるんじゃないでしょうか。

(2)冬ゴルフは『ユニクロ』のひとり勝ち
 あくまでも個人的な印象ですが、冬は全般的に『ユニクロ』が強いとひしひしと感じています。何が強いかって、ヒートテックにはじまる、暖かい素材&ウエアの開発がものすごく進んでいることです。

 わずか5年前、真冬のゴルフとなると寒くて、ズボンの中に股引みたいなタイツを穿いていましたよね。あれね、用を足す時に全部脱がないといけない。それが、非常に面倒くさいんですな。

 でも、最近はそんな股引を穿くことがなくなりました。それは、『ユニクロ』のパンツが暖かいからです。

『ユニクロ』の新素材が暖かいのはもちろん、最近は「防風」という風を通さない素材を開発し、これがまた非常に温い。ほんとすげぇなぁって思って、もうやめられませんよ。

 さらに、フリースとベストの生地がどんどん薄くなっているんです。これで、着膨れ防止策も完璧です。

 冬と言えばこれまで、着膨れした腕とお腹が邪魔をして、スイングするのも困難でした。この打ちづらさを解消した点は、まさに偉大です。だから、『ユニクロ』ひとり勝ちなのです。

 そんななか、『ユニクロ』のポジションを虎視眈々と狙っている、ガテン系の星『ワークマン』にも注目しています。最近は、アウトドアとスポーツに特化した『ワークマンプラス』を展開し、現場のオシャレ仕事着販売だけでなく、カジュアルファッションの販売も増やしています。

『ワークマンプラス』は2018年からの展開なのに、今や147店舗もあるそうです。これは、侮れませんよ。

(3)今後は男子のカラフル化が課題
 最近は、女子のゴルフ番組を見ると、ファッションショーみたいで、実に華やかです。みんな、惜しげもなく生足を出して、しかも足が長くてモデルさんみたい。そんなキラキラしたコばっかりで、「派手になったなぁ~」としみじみ感じています。そのうえ、ファッションが派手なコほどうまいから、びっくりしたなもう。

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