2019.10.17

【木村和久連載】ミスや罰を消す。
「ゆるりゴルフ」があっていいかも

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 こうして他の人のスコアをつけないと、さほど自らのスコアにもこだわらないので、のびのびとゴルフができます。

 通常、狭いコースでは、スプーンや7番ウッドでティーショットを打ちますが、大胆にドライバーでのティーショットも挑戦できます。寄せも、転がしだけでなく、フワッと上げるアプローチも試せます。渋野選手のような強気なパットも、苦手なアイアンのフルショットも試せます。

 たまに、スコアを気にせず、多彩なショットを試すのは大事だと思います。結果的には、それがスコアアップにつながるのです。

 一緒に回る相手だって、こっちがスコアを気にしていませんから、気軽にラウンドできるのではないでしょうか。

 あと、新しいギアね。それを導入する際にも、難易度を下げて、楽なラウンドをすることをオススメします。

 新しいクラブに代えた場合、一定期間使い続けないとダメでしょ。最初からしっくりくるクラブもあるけど、打ち方をマスターするのに、試行錯誤する期間が必要ですから。

 それは、精神的な要因もあるし、コース本来の難しさやクラブの癖もあります。叩くからと言って、1、2回のラウンドで答えを出していては、ニューギアの導入はいつになっても進みません。

 私はここ2カ月、新しいサンドウエッジを導入して、すこぶるいい結果が出て、大いに満足しております。

 実は、そのサンドウエッジを導入するまでに、2、3本試打しました。その際はプレーの出来も中途半端で、ボールがなかなか上がらないこともよくありました。だから、試打を繰り返していた2~3カ月の間は、スコアもイマイチでした。

 バンカーから出すのが精いっぱい。寄せてパーを取る「砂イチ」なんて、夢のまた夢でした。

 ところが最近、『Dr.D3』(ドクターD3/ロイヤルコレクション)という、56度のデカサンドを使い出したら、状況が一変しました。

 武蔵カントリークラブ・豊岡コースのアゴの高いバンカーから普通に打って、何の苦もなく”寄せワン”をゲットできました。河口湖カントリークラブでもそうでした。ここは日本一バンカー数が多いコースですけど、打ち応えがあって、気持ちよくプレーできました。