アマチュアゴルファーが最も苦手なバンカーショットを克服するには? (2ページ目)

  • 吉田洋一郎●レッスン lesson by Yoshida Hiroichiro

 だいたい、ボールからボール1、2個分手前の位置にクラブを落としていきますが、初心者の頃は、なかなか思った所にクラブを打ち込むことはできません。

 世界的なインストラクターであるデビッド・レッドベターも、バンカーレッスンでは、ヘッドを打ち込む位置にラインを引いて、指導します。ですから、ラウンド前の練習時、バンカーが使えるようでしたら、打ち込む位置にラインを引いて、練習してみるのもいいかもしれません。

 また、ロブショットに近い打ち方ですので、バンカーが使えなくても、ロブショットの練習を練習用のマットでやっても、バンカー対策となります。

 一方、固い砂の場合や、目玉になってしまっている場合は、ボールを右足寄りに置き、フェイスは開かず、リーディングエッジから鋭角に打ち込むようにしてボールを出します。この場合、フォロースルーは必要ありません。というか、鋭角に打ち込むことができれば、自然とフォロースルーはとれなくなります。

 バンカーショットで大事なのは、とにかくトップやホームランといったミスを「恐れない」ということです。

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