【木村和久連載】疲労もストレスも半減。「救世主」乗用カートに敬礼 (4ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 そもそも、ゴルフはプレーに夢中になっているから、その場では元気です。その緊張感がほどけた帰宅途中あたりで、どっと疲れが出ます。

 日本人は、ゴルフを真面目にやりすぎるのです。しかも、ニギリをやらされたりして、負けてストレスをため込むことも......。

 身体的な疲れに加え、精神的な疲労もあるから、夜中に叩いた夢を見たりしてうなされるのです。これじゃあ、翌日まで疲労が残っているのも当然です。

 ここでは、ストレスをためず、疲労も半減するゴルフを提唱します。

 ラウンドでは乗用カートを使って、調子がよかったら、歩くようにしましょう。残り150ヤードをナイスオンしたら、気分も最高! 気づかぬうちに、グリーンまでスキップしている自分がいますからね。

 とにかく、乗用カートをうまく使って、自分のリズムでラウンドしてみてください。

 モハメド・アリのように「蝶のように舞い、蜂のように刺す」ではないですが、「渋野日向子のように舞い、松山英樹のようにゆったりと打つ」――そんな感覚でやってみましょう~。

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