【木村和久連載】ゴルフ界に衝撃!20代若者が不要に思うベスト10 (2ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 ちなみに、このアンケートでは「自分の好みに合うものや必要性があれば、積極的にお金をかけたいと感じるものは?(複数回答)」という調査もしています。つまり、今からやってみたい、購入したい、試してみたい、といったものです。

 結果は以下のとおりです。

1位=旅行
2位=友人との飲み会
3位=自動車
4位=マイホーム
5位=映画
6位=パソコン
7位=ブランド
8位=CD
9位=お酒
10位=テレビ

 この結果を見て驚いたのは、「スポーツ観戦」や、何かしらの「スポーツをやってみる」といった回答が入っていなかったこと。もはや、スポーツが終わっているのでしょうか? 

 まあね、格闘ゲームをはじめ、あらゆるジャンルのテレビゲームが「eスポーツ」と言われる時代ですからね。

 スマホやスマホゲームなども入っていませんが、すでに実践されているものは、表に出てこないのでしょう。そうなると、ジョギングや軽いスポーツはすでにやっている、と理解すべきですね。ただし、すでにゴルフをやっている、ということはまずないです。そこは、念のため......。

 それにしても、ゴルフが"オワコン"で2位って、この結果はゴルフを敵視しているんではないの? くらいの衝撃でした。

 若者目線でゴルフを見ると、「オヤジばかり」「お金がかかる」「時間もかかる」「ダサい」「うまくならない」「パワハラ」「マウンティング」「(自分の周りは)誰もやっていない」「過去の遺産」......と散々なイメージです。

 つい、この間までは「生涯スポーツの見本」「成功者の遊び」「お洒落」「モテる」「社交的」「人脈作り」「デキる男」なんて言われていたのに、このざまはなんですか?

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