2019.06.18

全米OPで21位もバーディー数は最多。
松山英樹にメジャーの頂を見た

  • text by Sportiva
  • 武川玲子●協力 cooperation by Takekawa Reiko

 最終日も、出入りの激しい1日となった。5番でバーディーを奪うも、6番でトリプルボギー。後半も、4つのバーディーを決めながら、ボギーも2つ叩いた。結局、3日目と同じく「70」のラウンドとなって、トータル2アンダー、21位タイでのフィニッシュとなった。

「このフィールドで(トータル)19バーディーは取っているほうだと思う。でも、それだけ取った感じはないですね。ボギー、ダブルボギーも多く、今日はトリプルボギーもありましたから。

(プレーの状態は)少しずつよくなってきていると思う。そう思いたい、というのもあるんですが、ショットが荒れているなかでも、徐々にやることがまとまってきているのかな、というところまでは来ている。だいぶスイングが変わって、距離が出てきていて、調整しないといけない部分もあるんですが、方向性もよくなってきて、バーディーチャンスにもつけられるようになってきていますし。あとは、自信を持てるところまでとことん練習することかなと思います。

 パッティングも、いいところも、悪いところもありましたけど、まずは今取り組んでいることをしっかりと続けていきたい。練習内容でも多少なりとも変わると思うので、いい方法をもっと見つけて、さらに自分の状態を上げていけるようにしたいと思っています」

 日本人初のメジャー制覇への期待がかかる分、21位という結果は残念ではあるが、松山は今回、全米屈指の難コースを初めてプレー。それも、メジャー大会という舞台でアンダーパーであれば、申し分ない成績である。

 まして、4日間の通算バーディー数(19)は、出場選手の中でトップタイ。ほんの少し流れがよくなれば、頂点に立つチャンスは必ず巡ってくるはずだ。本人が言うとおり、状態が上がっていることは間違いなく、今季最後のメジャー、全英オープン(7月18日~21日/北アイルランド)へ向けて、楽しみが膨らむ。

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