【木村和久連載】令和の始まりに、30年後のゴルフ界を想像してみる (4ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu


30年後のゴルフ界って、どうなっているんでしょうねぇ...30年後のゴルフ界って、どうなっているんでしょうねぇ... 最後に、30年後を予想するなら、逆に30年前も思い返してみましょうか。

 平成元年は、まだ乗用カートが少なく、ほとんど歩きのラウンド。それでも、関東のコースは予約日には満員という状況となっていました。当時、クラブはメタルクラブが全盛でしたね。

 そして現在、さらに30年後となれば、平成元年から60年後です。ゴルフをする世代は、ふた回りして、ゆとり世代も引退する頃でしょうか。

 あまり言いたくはないですが、もしゴルフ場がたくさん残っていたら、お客さんの半分は外国人、そうなる気がしてなりません。

 日本人プレーヤーが激減しても、インバウンドのおかげでゴルフ産業が潤うなら、まあいいのか。なんとも複雑な心境ですね......。

木村和久(きむら・かずひさ)
1959年6月19日生まれ。宮城県出身。株式をはじめ、恋愛や遊びなど、トレンドを読み解くコラムニストとして活躍。ゴルフ歴も長く、『週刊パーゴルフ』『月刊ゴルフダイジェスト』などの専門誌で連載を持つ。

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