2019.06.06

【木村和久連載】スコアなんて関係なし。
ラウンドバトルを制する方法

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

(1)名門倶楽部のメンバーになる
 今なら、会員権相場300万円ぐらいでしょうか。それで結構な名門コースのメンバーになれます。国産セダンの上級タイプをローンで買ったと思えば、安いものです。だって、やめるときはそこそこの値段で売れますから。まあ、入会金は全額戻ってきませんけどね。

 300万ぐらいのコースのメンバーは、月例にバンバン出てシングルを目指す人と、ゆったりとプレーを楽しみたい人と、ふたつのタイプに分かれます。それはそれとして、同コースに自分よりうまい知り合いを連れてきた際には、鼻高々になれますよ。たぶんその知り合いは、借りて来た猫のように、おとなしくなると思いますから。

 ちなみに、会員権相場1000万円以上の超名門コースのメンバーは、8割以上がゆったりエンジョイ派です。私の知り合いにも結構いますが、総じてさほどうまくありません。

 でも、連れていってもらうと、「素敵なコースですね」とこっちがお世辞を言わなければなりません。あと、支配人を紹介されて「キミもメンバーになれば」なんて言われると、「滅相もない」とペコペコしまくり。

 相手にスコアで勝っても、卑屈になる自分がいるのでした。そのうえ、「プレーしたいときは言ってね」と言われても、平日3万円のプレー代なんて、おいそれとは出せません。

(2)おごりまくる
 メンバーでなくても、ネットで予約できるお気に入りのコースってありますよね。年に4、5回程度ラウンドするとか。そういうコースを予約して、友だちを誘いましょう。

 腕前が一緒か、相手のほうがややうまい友だちがいいでしょう。そうすると、相手はこちらを潰しにかかってきますから、そこをひらりとかわすんです。

 最初は、お茶屋でカードホルダーをかざしながら「好きなドリンク、飲んで」と常連風を吹かせます。人間、わずか200円程度のドリンクでも、おごられると卑屈になるものです。「ありがとうございます」と、相手は丁寧に答えたりします。