2019.04.11

【木村和久連載】真夏の東京五輪。
ゴルフ観戦の問題点は解決済みか?

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 こうなったら、プレハブでいいから、エアコン付きの休憩所や介護所も設置してほしいです。そのために、トレーラーハウスを大挙導入するとかね。

 だって、もし入道雲がわき起こって、記録的な集中豪雨に見舞われたら、どうするんですか。ほんと、心配性なもので、すみません……。

 霞ヶ関CCは、うれしいことに36ホールあります。試合会場となるのは東コースで、西コースは余っています。そこを使って、いろいろな退避スペースが作れます。その辺は何とか了承してもらって、素晴らしい大会にしていただきたいと思います。

 加えて、アクセスの問題もありますね。1万人を超える規模の移動をどうするのか。

 当然、マイカーでの来場は禁止ですから、ギャラリーは不便を強いられるでしょう。JR川越線の笠幡駅が最寄り駅で、そこから歩いていけますけど、真夏はちょっときついんじゃないですか。

 そもそも笠幡駅の列車運行はさほど多くありません。JRと協議して臨時便の増発も考えてもらわないといけないでしょうね。

 その笠幡駅を含めて、普段クラブバスが運行している西武新宿線の狭山駅からもシャトルバスも出すのでしょうが、1万人の移動となれば、相当なバスが必要です。どう対処するのか、見ものです。

 小池百合子都知事は、オリンピック期間中は「終電を伸ばす」と明言しています。そんなことより、ひっ迫しているのは競技会場への観客の円滑な輸送でしょ。各関係者と協議して、そっちを早急に決めてもらわないと。

 室内競技はともかく、屋外競技はテレビで見ていたほうがいいかもしれません。4K、8Kのテレビ商戦のほうが大きな山場になる――そんな気がしますね。

木村和久(きむら・かずひさ)
1959年6月19日生まれ。宮城県出身。株式をはじめ、恋愛や遊びなど、トレンドを読み解くコラムニストとして活躍。ゴルフ歴も長く、『週刊パーゴルフ』『月刊ゴルフダイジェスト』などの専門誌で連載を持つ。

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