【木村和久連載】こんな手段も!?できるだけ安くラウンドする方法 (2ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

(1)ふるさと納税でプレー券を確保
 群馬県富岡市のふるさと納税では、寄付金額の3割相当分、要するに1万円の寄付で地元のゴルフ場利用券(8コースあり)を3000円分もらえます。群馬県ではその他の自治体も、さらには千葉県南部の自治体でも、同様のことを行なっています。

 ふるさと納税は、基本的に2000円ほどの自己負担金を払えば、あとは税金を寄付に移すだけなので、実際の出費はありません。ふるさと納税の返礼品の相場はおおよそ3割ですから、10万円の納税なら3万円のプレー券が確保できるのです。これは、なかなかいいアイデアじゃないですか(※全額控除される寄付金額には年収や家族構成によって上限がある)。

 地方に住んでいる方は、どんどん利用してみてはいかがでしょう。年間で無料ゴルフが2、3回はできると思いますよ。

(2)「回り放題」の会員になる
 私の知っている限りでは、千葉県のブリストルヒル ゴルフクラブで「回り放題」の会員システムを導入しています。

 どういうものかというと、ブリストルヒルGCでは年間パスポートを販売していて、たとえば『ウィークデイ・パスポート()』(年間19万9800円税込。12回の分割払いの場合は月額1万6650円税込)を購入すると、1年間、平日プレーが無料(ゴルフ場利用税は別途)で何回でもできるというもの。1カ月で平日が20日あるとして、毎日プレーしたら、1日あたり約800円という計算になります。
※その他、平日プラス限定月の土日祝日プレーが可能な『ゴールド・パスポート』(年間34万9800円税込)、全日プレー可能な『プレミアム・パスポート』(年間49万9800円税込)がある。

 現実問題として毎日ラウンドできるのか、という疑問もありますが、月に3回ぐらい行けば、十分に元は取れます。たまに長い休みをとって、そこで合宿をすれば、さらにおトクなんじゃないでしょうか。

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