【木村和久連載】オイシイことがいっぱい。ゴルフトーナメント観戦術 (4ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

(3)ギャラリーコーナーで観戦
 どの試合会場も、ギャラリープラザみたいなスペースがあって、ほぼフードコート状態になっています。そこには自由に使えるテーブルと椅子がありますから、好きな食べ物やドリンクを買ってくれば、そこに座ってゆっくり食事ができます。

 さらに周囲を見れば、液晶ビジョンの大型モニターがあって、トーナメントの中継をしています。それで試合の流れがわかるから、それを見ていればいいか。そんな観戦術もアリです。

 そもそもゴルフの試合は長いです。おおむね男子は4日間、女子は3日間のトーナメントです。ゆっくり観戦したいなら、おおよそ平日に行なわれている予選ラウンドがベストでしょう。

 こういうときなら、選手を追いかけるのを半分にして、残りはフードコートでのんびり。ついでにギャラリーブースをぐるっと回れば、いろんな試供品やプレゼントがもらえます。しかも、ニアピンコンテストやパターチャレンジなどのイベントも盛りだくさん。そこで、いろんなグッズをゲットして帰る、というのも悪くありません。

 決して安くない入場料を払って観戦しに行くのですから、元を取らないとね。

 あと、気にかけることは帰りです。

 とりわけ最終日、最終組が17番ホールあたりをラウンドしている際に、すでに勝敗が決まっていたら、とっとと帰ります。シャトルバスが混みますからね。

 けど、最後まで粘っていると、たまにいいことがあります。

 横浜で女子オープンが行なわれたときは、中国勢か韓国勢の優勝がほぼ決まった感じだったので、早めに会場を後にしようとするギャラリーが多かったのですが、ラウンドを終えた日本人選手たちが、にわかにサイン会を始めて最後まで盛り上がっていましたね。

 他に情報をチェックしておくと、有名選手は契約メーカーのブースに立ち寄ることが多いので、そこで待っているのもアリです。

4 / 5

厳選ピックアップ

キーワード

このページのトップに戻る