2019.02.14

【木村和久連載】オイシイことがいっぱい。
ゴルフトーナメント観戦術

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 また、昨年はPGMゴルフリゾート沖縄で開催された日本男子ツアーのHEIWA・PGM CHAMPIONSHIPを現地で観戦。知り合いの選手に付いて、9ホールほど追いかけました。これが、選手と一緒にラウンドしているみたいで、実に楽しかったです。

 間近で試合を見ていると、いろいろと考えるじゃないですか。「バーディーチャンスだ」とか、「バンカーにつかまった」「スタイミーだ」「じゃあ、どうする?」って。

 そうやって、自分の攻め方とプロの攻略法を照らし合わせて見ているのが、すごく面白かったです。レベルはだいぶ違いますけど、勉強になることが非常に多い。そう感じました。

(2)"定点観測"をする
 お目当ての選手がいない場合、あるいは、じっくりと腰を落ち着かせて観戦したい場合は、どこか一箇所に場所を絞って観戦する。そういうのも楽しいです。

 以前、私が"定点観測"したのは、2012年の日本女子オープンでした。会場は、横浜カントリークラブ。ここの長いミドルホールのセカンド地点で、じっくりと女子選手たちの攻略方法を見ていました。

 宮里美香選手が260ヤードオーバーのショットを放って、ベストポジションをキープした際には「すげぇ~」と驚いたりしていましたね。あとは、ティーショットは飛んでいたけど、ラフにつかまる選手とか、ラフにつかまってうまく脱出できない選手とか、厳しい戦いをずっと見ていました。

 そのときは、ちょっと高い場所があって、そこから俯瞰できたので、ボールの位置が丸わかり。とても面白かったです。

 もう少し腰を落ち着けてみたい場合は、もっと平らな場所に陣取って、折りたたみ椅子に座り、ビールでも飲みながら観戦する方法もあります。春や秋などのゴルフシーズンに、ピクニック気分で試合を見るのも、いと楽しいです。