「流れがよかった」松山英樹が3位。次戦、因縁舞台で完全復調なるか (3ページ目)

  • text by Sportiva
  • 武川玲子●協力 cooperation by Takekawa Reiko

(首位のローズについては?)あれだけ(パットが)入ったら、簡単ですよね。ショットも曲げないし、ショートゲームでミスがないので(付け入る隙がない)。1日に3回とか4回もミスしない。ワールドランク1位ですよ。

(そのローズとは7打差)その差は大きいけど、しっかりと一昨日(初日)のようなプレーができればチャンスはあると思う。アイアンショットに関しては、そんなに悪くなっていないので、それを武器にしていいスコアで回れるようにがんばっていきたい」

 最終日は、前日に乱れたティーショットが復調。松山は初日、2日目と同様、安定したプレーを披露した。トップを快走するローズ(通算21アンダー)をとらえることはできなかったものの、6バーディー、1ボギーの「67」をマーク。通算16アンダーまでスコアを伸ばして、3位タイで終えた。

「途中、がんばって『2位になれれば』と思っていたので、そこはちょっと残念ですけど、(最終日のプレーは)よかったと思います。ティーショットが昨日よりはよかったので、フェアウェーから打てる分、チャンスが多かったですね。そのパットを(すべて)決め切ることはできなかったけど、流れを切らさずに最後までプレーできました。

 短いパットを外したりしていたのは、それが今の自分の状態。それでも自分の中では、嫌なパットをしっかり決め切ることができていたりしたので、そこはすごくプラスかな、と。(ゲームへ集中できているのか?)いえ、できてないです。まだ(ショットやパットの状態が)そういうレベルにまでいっていないので。まあでも、そんな状況にあっても、こういうふうにいいプレーができたのはよかった」

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