【木村和久連載】自らが主催の
ゴルフコンペを開いてこそ、一人前の男
ちなみに、「オレは女性ゴルファーを知らないから、男性のみで開催する」と宣言する人がたまにいます。それはそれで楽しいかもしれませんが、男ばかりだと、エロ話の連続で、殺伐としたコンペになりがちです。
できれば2~3人、友だちの奥さんでもいいから女性ゲストを呼んで、場を和ませましょう。
(4)見栄を張らないこと
ゴルフコンペにつきものなのは、キャンセルです。しかも、前日の夜に「風邪をひいた」とか、「娘が熱を出した」など、いろんな理由で断る人が出てきます。
ひどいのだと、「朝起きたら、体がダルいので休みます」なんていう輩がいます。おいおい、おまえは毎日ダルいだろ?......って、頭を抱えるばかりです。
さらに究極なのは、集合時間になっても「来ないなぁ......。どうしたものか」と思ってスマホに連絡してみたら、「ごめ~ん、今起きた」って......そりゃもう、コンペに間に合うわけないでしょ。怒りを通り越して、呆れるしかありません。
こういう些細なアクシデントは、コンペでは往々にしてあります。見栄を張って、50人ぐらい呼んだはいいけど、気づけば"キャンセルの嵐"になることも......。そこは、気をつけたいものです。
ただ逆に言えば、今までなあなあだった人間関係において、本当の友だちは誰で、敵は誰なのか?――それが、はっきりわかっていいかもです。
(5)次につなげる
ゴルフコンペって、案外スコアは二の次で、いろいろと楽しいものです。ですから、スコア集計は新ペリア方式にして、グロス88だったけど、ハンデが少なくて30位だったとか、そういうのがいいのです。
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