【木村和久連載】自らが主催のゴルフコンペを開いてこそ、一人前の男 (3ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 しかし、賞品の持ち寄りは"華"がないです。ここは主催者が奮発して、賞品にキャディーバッグやパターなどそろえ、参加者に「あのコンペは賞品が豪華だから、また参加したい」と言わせてはいかがでしょう。

 その方法としては、パーティー代を余分に徴収します。たとえば、平日のコンペでプレー代が8000円程度としたら、パーティー代を4000円ぐらいに設定し、コンペ代としてひとり1万2000円徴収するのです。

 実際のパーティーの飲食代は、2000円程度。ですから、ひとりあたり2000円ぐらい浮きます。20人呼ぶコンペなら、これで4万円浮き。それをポケットにしまい込むのではなく、あらかじめ4万円浮くと仮定して、事前にゴルフ量販店で賞品を買いにいけばいいのです。

 もし第1回目の大事なコンペだったら、さらにポケットマネーで2~3万円ほど加えて、より充実した賞品をそろえましょう。

 最近では、大手のゴルフ量販店には『コンペコーナー』があり、「松坂牛すきやきセット」とか、「海鮮焼き物セット」とか、今なら「おせちセット」なんかも売られています。

 この手のお取り寄せ商品はカタログのみで、賞品を手にした人が名前と住所を書けば、自動的に送品される仕組みになっています。ほんと、便利な時代になりました。

(3)組み合わせ
 ゴルフコンペの組み合わせは、結婚式の披露宴の席次、あるいは中東情勢みたいに難解です。

 誰をメインゲストにすべきか。誰と誰が同組でのプレーがNGか。はたまた人気の女性ゲストは誰につければいいのか? 考えなければいけないことが、いろいろとあります。

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