タイガー・ウッズの後継者か。全米注目のキャメロン・チャンプとは?

  • text by Reiko Takekawa/PGA TOUR JAPAN
  • photo by PGA TOUR

WEEKLY TOUR REPORT
米ツアー・トピックス

 PGAツアーにスター誕生――。

 そんなヘッドラインが今、米ゴルフ界を賑わせている。その当事者となるのは、2018-2019シーズンのサンダーソンファームズ選手権(10月25日~28日/ミシシッピ州)でツアー初優勝を果たした、ルーキーのキャメロン・チャンプ(23歳/アメリカ)だ。

米ゴルフ界で注目を集めているキャメロン・チャンプ米ゴルフ界で注目を集めているキャメロン・チャンプ 同大会は、中国・上海で行なわれた世界選手権シリーズ(WGC)HSBCチャンピオンズの"裏開催"ではあったが、ルーキーがツアー参戦2戦目で勝利を飾る快挙とあって、ことのほか大きく報じられた。

 実は、そこまで騒がれる理由は他にもある。チャンプが屈指の"ロングヒッター"だからだ。

 今季の平均飛距離が328.2ヤードと、現在のツアーランキングでも堂々の1位。早くも「大型新人、登場!」「ジョン・デーリーの再来か」「いや、もしかしたらタイガー・ウッズの、後継者の誕生かもしれない」などと、各メディアがはやし立てている。

 米メディアがそれほど注目するチャンプとは、いったいどんなプレーヤーなのか。この機会に、ぜひ取り上げてみたい。

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