【木村和久連載】オヤジが輝いていた、20世紀のゴルフ「あるある」 (2ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

◆昔はメートル表示もあった
 1980年代の初頭、国からの要請によって一時、ゴルフ場コースの距離表示がヤードからメートルに切り替えられました。なんでもゴルフ場の"商取引"、つまり会員権の売買に際して、誰でもわかる「メートル表示が望ましい」とのことなんだそうです。

 けど、あちこちから非難ごうごう。飛んだ気もしないので、なくなりました。220ヤード飛ばしても、200メートルと言われると、なんか損した気分になりますよね。

 その名残なのか(?)ゴルフ雑誌などのパットの距離表示はメートルです。これ、本来はフィート表示ですが、そうすると、日本人はますます混乱してしまうので、メートルにしたとか。グリーン上だけメートルって、なんだかなぁ~ですね。

◆「ノーズロ」ってわかる?
 今や、セクハラ&パワハラが厳しくて、決して言えない言葉です。

 歴史的考察として解説しますと、「ノーズロ」とは「ノーズロース」の略。つまり、下着を履いていない、あるいは(下着を)脱がさないまま事に及ぶといった意味で、チップインバーディーなんかのことを指します。

 そのこころは、「ひと手間省く」。おあとがよろしいようで。

◆4億が5円
 バブル絶頂期の頃、超名門コースの会員権が史上最高値で売買され、4億円で購入した人がいたそうです。その人が会員権証書の額面を見たら、「伍圓」って書いてあったとか、ないとか。

 都市伝説ですが、大いにありそうな話です。

◆キャディーと研修生の恋
 昔は各コースにプロ志望の研修生がいて、若いキャディーと恋愛していたものです。

 今では、研修生はジュニアゴルファーに取って代わられ、若いキャディーさんも激減。ゴルフ場での色恋話はあまり聞かなくなりましたが、かつて研修生やキャディーさんが暮らしていたコースの寮が、大学ゴルフ部の合宿などで使われることがあるそうです。

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