シーズンを盛り上げた話題の女子プロ9名が語る「今季の自己評価」 (4ページ目)

  • 古屋雅章●取材・構成 text by Furuya Masaaki
  • photo by Getty Images


菊地絵理香(30歳)
きくち・えりか/1988年7月12日生まれ。北海道出身。
賞金ランキング8位(獲得賞金6682万4956円)。
今季出場30試合。優勝0回。ベスト10入り=10回。

「今年は勝てていないので、残りの試合で優勝できれば、と思ってはいます。

 ショットも、パッティングも、昨年と比べて調子がいいのに、肝心なところでパットが入っていないので、勝ち切れないんです。そういう勝負どころで、少しでも入ってくれていたら、と思ったりもしますけど。

(最終日をトップで迎えた)日本女子オープンでも、最終日の大事なところでチャンスをことごとく外している。その隙を他の選手に突かれて、負かされてしまう。そういう試合が、今季は多かったですね。本当にゴルフは、最終的にはパッティングだな、と思います。

 日本女子オープンでは、世界で活躍する選手と一緒に回って、その差は感じましたね。アン・ソンジュ選手や申ジエ選手と比べても、自分はまだまだ。ショートゲームに関して言うと、数段劣っていると思っています。ほんと、勝つためにはパッティングは大事だなって思ったシーズンですね」

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