2018.10.19

【木村和久連載】タイガー効果は?
ツアープロとゴルフ雑誌の関係性

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

「昔は、『脇の下に五銭玉を挟んで打て』って、中村寅吉()っつあんに言われてなぁ~」って、五銭玉を例に出してきたのにはびっくりしました。先生、いつの話ですか?って感じですよ。
※日本プロゴルフ界の第一人者。林由郎プロらとともに日本のゴルフ界を支えた。

 その他にも、必殺のバンカーからの脱出方法や、打ったらクラブを引く離れ業も、生で見せてもらいました。

 林先生はわりと几帳面な性格で、トッププロのスイング写真をスクラップブックに整理して貼っています。タイガーはもちろん、ジャック・ニクラウス、ジャンボ尾崎など、そうそうたる選手のスイング写真が並んでいました。

 その中に、なぜか紅一点、ミニスカート姿のローラ・ボーの写真が華やかに飾られていました。

「先生、これもいろいろと役に立つんですか?」と突っ込むと、「これはだな、まあ、お色気だよぉ~」と顔をクシャ~として、照れていた姿が今でも印象に残っています。

 どうです? なかなかお茶目な先生でしょ。

(5)女子プロは”万能薬”
 というわけで、林先生も絶賛する女子プロの記事は、非常に人気があります。

 レッスンにおいても、彼女たちは重要な存在です。読者の多くを占める男子アマチュアと、ヘッドスピードがどっこいぐらいの選手もいて、何ゆえそんなに飛ぶのか、不思議でしょうがないですから。

 それゆえ、女子プロのレッスン記事があると、私も目を皿のようにして読み漁ります。ついでに、たまのグラビアやインタビュー記事も楽しみにしています。「こういう彼女がいたら楽しいだろうなぁ~」とか、あるいは「こういう娘がいたら、すごく家計が助かるんだけどなぁ……」みたいな、妄想を膨らませて読んでいますね。