今季を振り返る松山英樹の胸中。
来季に向け「今までにないオフを送る」

  • text by Sportiva
  • 武川玲子●協力 cooperation by Takekawa Reiko

 特別に何が悪いというわけではないけれど、全体的にうまくいかなかったですね。前半はうまくしのげていたけど、後半になって、なかなか(パットが)入ってくれなかった。それが、この結果につながったのかな、と」

 2日目は「66」をマークして、トータル2アンダー。一気に10位タイまで浮上したが、3日目は「71」で回って、ひとつスコアを落として順位も16位に後退した。

「(2日目は)疲れました......。ノーボギー? ラッキーですね。内容的には、5オーバーくらい打ってもおかしくない雰囲気があったんで。(ショットの調子は?)よくなっていない。ゼロ点です。(スコアはいいが)落ち込みました......。

(順位が上がったのは)よかったと思います。まあ、昨日(初日)は行ってはいけないところに行っていたけど、今日はそういうところがなかった。すごくマネジメントができていたんじゃないかなと思います。

(3日目は)昨日(2日目)より、ショットはいい感じで打てていた。ただ、それがスコアにつなげられなかった。チャンスは多かったけど、それを決められないし......。(17番で)ボギーを打ったあと、18番のティーショットも曲がっているし......。まあ、(そういう状況で)パットも決められなかったら、こういうスコアになるのもわかる。

(シーズンの終盤になって)少しずついい方向に進んでいるのは間違いない。よくなってきたからこそ、もっとね(上にいないといけない)。ここ(の順位)には居たくないんで。もっと上で、優勝争いをしているなかで、いいショットを打てるようにしないと。そこが、自分の理想とするもの。今は、そこからかなりかけ離れているところが悔しい感じ」

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