【木村和久連載】最新クラブにしたら、タイムマシン効果で面白くなる (2ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

◆高反発クラブを試す
 そしてこの春、雑誌の企画で"禁断の違反クラブ"、俗に言う高反発クラブを打つことになりました。

 その際、プロギアの『SUPER egg(スーパーエッグ)』は、初対面で激しく反応してくれて、もはや、ふらりと入ったキャバクラでお持ち帰りができたぐらい(?)の快進撃を果たすのです。

 早速、コースで使ってみると、以前よりも20ヤードぐらい飛距離が伸びた感じです。となれば、俄然ゴルフが面白くなってきます。

 確かに競技には出られないけれど、もはやメンバーは辞めているし、月例なんか一生出ないので、問題なし。さすがに友人たちからは、「ズルい」「卑怯」とか、「違反者」などと罵詈雑言を浴びせられて、プチ炎上状態になりますが、別に関係ないもんね。

◆最強ユーティリティをゲット
 ドライバーが220ヤード強飛ぶようになったのはいいのですが、やはりセカンドショットも飛ばないと、400ヤードのミドルホールは2オンできません。

 以前は安定度を考えて、7番ウッドや4番ユーティリティを使っていましたが、170ヤード飛ぶのがいいところ。スプーンや5番ウッドは当たる確率が低いので、フェアウェーからは打ちません。結局、まぐれ当たりが2回出ないと、400ヤードのミドルでパーオンなんてできませんでした。

 そんなとき、これまたこの春、発売されたばかりのプロギアの『Q(キュー)』シリーズを試打します。すると、「これが"Qちゃん"! 半端ない!!」といった状態になって、自分でもびっくり。特に『Q18』というロフト18度のクラブは、安定感があって、転がりを入れて200ヤードぐらい飛んでいましたからね。

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