10億円をかけた世紀の対決へ、早くも火花散らすウッズとミケルソン (2ページ目)
加えて、ウッズとミケルソン、さらにはそれぞれのキャディーたちにもマイクをつけて、対決中の会話も流される予定。ふたりのプレーだけでなく、両雄のやりとりやキャディーとのやりとりなども、視聴者の楽しみのひとつになるに違いない。
この対決で注目を集めている点がもうひとつある。それは、"ペイパービュー"でテレビ放映されることだ。
つまり、この"マッチ"をテレビで見るには、視聴するための特別料金を支払わなければならない。アメリカでは、ボクシングのタイトルマッチなどでよく採られる方式だ。有料チャンネルのケーブルに加入している家庭でも、別途支払いが必要になる。
その料金はまだ確定していないが、9ドル99セント、あるいは19ドル99セントなどと噂されている。はたして、どれぐらいのファンが見ることになるのだろうか。
また、会場がラスベガスというだけあって、当然この"マッチ"の勝敗は賭けの対象となる。すでにスポーツブックではオッズが上がっていて、なんとウッズの倍率はマイナス170。ミケルソンが140だから、現在はウッズが俄然優位と見られている。
ツアー復帰を果たした今季、ウッズは全英オープン、全米プロ選手権と、ふたつのメジャー大会で優勝争いを演じた。その復活ぶりを見て、大きな期待がかかっているのだろう。
さて、このイベントの企画については、実は4月のメジャー第1戦、マスターズの練習ラウンドにおいて、ウッズとミケルンソンが一緒にプレーしたときに思いつき、発案されたという。
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